
玄関と玄関ポーチのタイルは、住まいの第一印象を決める大切な部分です。
見た目の美しさだけでなく、耐久性や安全性も左右するため、施工時の下地処理や管理が何より大切です。今回は、群馬県内で施工した玄関・玄関ポーチのタイル工事を例に、現場で重視したポイントをご紹介します。
使用タイル:LIXIL ベスパQT4
今回の玄関ポーチタイルには、LIXILの「ベスパQT4」を使用しました。屋外の玄関まわりに求められる強度・耐摩耗性・耐汚染性に加え、グリップ性の高い表面仕上げが施されているため、雨や雪の日でも安心してご利用いただけます。
色柄は、住宅の外観に圧迫感を与えない落ち着いたトーンをチョイス。光の当たり方によって上品な陰影が出るため、玄関まわりに奥行きと高級感を与えます。吸水率が低く、凍結による劣化にも強い点も、日本の寒暖差の大きい気候に向いている理由の一つです。
私たち職人は、こうしたタイルの特性やノンスリップ方向、目地の見え方までを考慮しながら割付を行い、お客様の暮らしに合った仕上がりを目指しています。
今回の施工現場
施工場所:玄関・玄関ポーチ
玄関まわりは来客時に一番目に入る場所。傾斜や目地幅、仕上がりの精度を整えることで、クリーンで上品な印象に仕上げました。
施工で重視したポイント
1. 下地精度の確認
タイルの寿命は下地で決まるとも言われます。施工前に水平・レベル・強度を確認し、凹凸や浮きがない状態を整えてから作業を始めました。
2. 割付・通り・目地幅の管理
現場の寸法に合わせて割付を行い、通りと目地幅を均等に保ちながら施工を進めました。ずれや目地のむらは、仕上がりの印象を大きく左右します。
3. 圧着工法による充填率の確保
今回は圧着工法を採用。タイルの裏面に張付材を十分に充填し、タイルを押し込みながら接着させることで、内部の空隙を防ぎました。充填率が低いと、後から浮きや剥離の原因になるため、丁寧に作業を進めています。
4. ポーチ部の排水勾配
ポーチ部分は雨水がたまりやすい場所です。水溜まりを防ぐため、排水勾配を確認しながらレベルを調整。雨の日でも安心して使える仕上がりを目指しました。
5. 完工後の目視・打診確認
施工後は目視で仕上がりや目地充填を確認し、さらに打診チェックを実施。浮き・段差・目地の抜けがないかを慎重に点検しています。
施工の流れ
上から順番に、施工中から完成に向かう様子を並べています。

下地を整え、タイルの割付を確認している段階です。

圧着工法で一枚一枚丁寧に張り付けていきます。

タイルの張り出しが進み、ポーチ全体のイメージが見えてきました。

目地処理や仕上げ精度にこだわり、最終チェックを行っています。

完成。歩行者にも安心して使える、精度の高い仕上がりになりました。
玄関タイルで後悔しないために
玄関タイルの施工は、見た目のデザインだけではなく、下地・充填・勾配・目地処理といった目に見えない部分で品質が決まります。安価な工事を選ぶと、数年後に浮きや剥離が発生するリスクもあります。
株式会社MSTでは、群馬県を中心に玄関ポーチ・外構タイル・外壁タイルなど、幅広いタイル工事に対応しています。法人様からの継続的なご依頼も多数いただいており、現場にあわせた最適な施工をご提案いたします。